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建設キャリアアップシステム(CCUS)一人親方の費用は?内訳4つを行政書士が解説

建設キャリアアップシステム(CCUS)一人親方の費用を4つに整理|やさしい行政書士事務所(秦野)
建設キャリアアップシステム(CCUS)一人親方の費用を4つに整理|やさしい行政書士事務所(秦野)

「建設キャリアアップシステム(CCUS)、一人親方だと費用はいくらかかるの?」

秦野市や神奈川県央エリアの職人さんから、よくいただく質問です。

登録した方がいいのは何となく分かる。でも、料金の全体像が見えない。そんな声をたくさん聞きます。

このページでは、行政書士の視点で一人親方のCCUS費用を「4つの内訳」に分けて整理します。

結論からいうと、一人親方は意外と負担が軽い費用設計になっています。

📢 金額について
本記事の金額は2026年7月16日時点でCCUS公式サイトを確認したものです。制度改定で変わるため、契約前には必ず最新の公式情報をご確認ください。
😊 この記事は、やさしい行政書士事務所(神奈川県秦野市)/代表行政書士 宮本 雄介が監修しています。

そもそも建設キャリアアップシステム(CCUS)とは?【一言でいうと】

CCUS=技能者の資格と「就業履歴」を登録・ためていく、国が主導するシステムです。

就業履歴とは、いつ・どの現場で働いたかの記録のことです。

現場でカードを読み取り機にタッチすると、働いた履歴が少しずつ積み上がっていきます。

目的は、技能者の処遇改善(きちんと評価してもらうこと)、会社の実力の見える化、そして若い担い手の確保です(出典:日本行政書士会連合会『建設業法と建設業許可』)。

一人親方は「事業者」であり同時に「技能者」でもあることを示す図

ここで大事な前提が1つあります。

一人親方は「事業者」であり、同時に「技能者」でもある、という点です。

だから登録も、事業者としての登録と、技能者としての登録の両方が関わってきます。

これが、費用が少し分かりにくく感じる理由です。

建設キャリアアップシステムの一人親方の費用は「4つ」に分けて考える

一人親方のCCUS費用は、大きく次の4つに分かれます。

金額そのものより、「何にかかるお金か」で分けて見ると、ぐっと分かりやすくなります。

一人親方のCCUS費用4分類(事業者登録料・技能者登録料・管理者ID利用料・現場利用料)

①事業者登録料(一人親方は無料)

まず、あなた自身を「事業者」としてシステムに登録します。

一人親方も、事業者としての登録は必要です。

ただし、一人親方(従業員を雇わない個人事業主)の事業者登録料は「無料」です(それ以外の事業者は規模=資本金等に応じて有料。例:資本金500万円未満で6,000円など)。〔出典:CCUS公式・2026年7月16日確認〕

事業者登録の有効期間は5年で、期間が切れる前に更新の手続きをします。

②技能者登録料(インターネット申請/認定登録機関)

次に、職人本人=「技能者」としての登録費用です。

一人親方は、①の事業者登録に加えて、この技能者登録も行います。

申請の入り口は、大きく2つあります。

  • インターネット申請(自分でWeb上から申請する)
  • 認定登録機関(登録を手伝ってくれる窓口)経由で申請する

さらに技能者登録には「簡略型」と「詳細型」があり、登録する情報の量が違います。

入り口や型によって費用が変わります(具体的な金額は改定があるため、最新はCCUS公式サイトで要確認)。

③管理者ID利用料(毎年かかる)

3つめは、システムを使い続けるための年額の利用料です。

これは一度きりではなく、毎年かかるランニングコスト(継続費用)です。

通常は1IDあたり年11,400円ですが、一人親方は年2,400円に軽減されています。〔出典:CCUS公式・2026年7月16日確認〕

④現場利用料(就業履歴1件ごと・原則は元請が負担)

4つめは、現場で就業履歴を記録するときに発生する費用で、金額は就業履歴1件につき10円です。〔出典:CCUS公式・2026年7月16日確認〕

ここは大事な点です。

この現場利用料を負担するのは、原則「その現場を登録する元請事業者」です。

つまり、他社の現場に入って働く一人親方(技能者)は、この費用を直接負担しないのが基本です。

ご自身が元請として現場を登録する立場になったときに、負担が発生します。

一人親方の費用感——「初期・毎年・現場ごと」で考える

4つの費用は、発生するタイミングで整理すると分かりやすくなります。

費用の種類 いつ発生するか 一人親方の負担
①事業者登録料登録時(5年ごと更新)無料
②技能者登録料登録時型・経路で変動(要確認)
③管理者ID利用料毎年年2,400円
④現場利用料就業履歴1件ごと(1件10円)原則、元請が負担
一人親方のCCUS費用を初期・毎年・現場ごとの3層で示す図

ポイントは、一人親方は本人の「持ち出し」が思ったより小さいということです。

初期費用は事業者登録が無料なので、実質は②技能者登録料が中心。

毎年の費用は③管理者ID利用料の年2,400円が基本です。

④現場利用料は原則、元請が負担します。

💡 最新の正確な料金は、必ずCCUS公式サイトの利用料金・申請ページでご確認ください(本記事の金額は2026年7月16日時点)。

一人親方がCCUSに登録するメリット(費用をかける価値は?)

「費用がかかるなら、登録しないとダメ?」と迷う方も多いはずです。

法律上、すべての一人親方に登録が義務づけられているわけではありません(登録が入場条件になる現場が増えているのが実情です)。

ただ、費用をかけるだけの価値は十分にあります。理由は次のとおりです。

  • 資格と就業履歴を、客観的に証明できる(自己申告ではなく記録として残る)
  • 元請や現場からの「CCUS登録して」という要請に応えられる(登録が入場条件の現場が増えています)
  • 若い人の確保や、正当な評価につながる(出典:日本行政書士会連合会『建設業法と建設業許可』)

さらに、会社として経審を受ける場面にも関わってきます。

経審とは、公共工事の入札に参加するために必要な、会社の評価のことです。

CCUSの活用状況は、この経審のW点(社会性等の評価点)で評価されます(出典:神奈川県『経営事項審査の手引き 令和8年7月1日版』)。

CCUSの就業履歴が経審のW点評価につながることを示す図

なお、令和8年7月1日の改正で、CCUSの就業履歴に対する加点は見直され(引き下げ方向)、あわせて「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」による加点(+5点)が新設されました。

点数の詳しい配点は改定で動くため、経審の最新ルールは経営事項審査(経審)の記事で確認してください(配点の最終値は最新の県手引きで要確認)。

建設業許可・経審とセットで知っておきたいこと【一人親方の実務】

CCUSは、単体で終わる話ではありません。

一人親方の「これから」と、しっかりつながっています。

たとえば、今は軽微な工事(建設業の許可がなくてもできる工事)が中心の方も、事業が伸びれば話が変わります。

軽微な工事とは、原則1件500万円未満の工事のことです(建築一式工事は1,500万円未満、または木造住宅で延べ面積150㎡未満が基準です)。

この範囲を超える工事を請けるなら、建設業許可が必要になります(出典:神奈川県『建設業許可申請の手引き 令和8年度版』)。

そして公共工事を狙うなら、許可に加えて経審が必要です。

このとき、コツコツ貯めたCCUSの就業履歴が「実績の裏づけ」として効いてきます。

  • 将来、一人親方が法人化して建設業許可を取るとき
  • 会社として経審を受けるとき

こうした場面で、早くから登録しておいた履歴が味方になります。

「今すぐ許可は取らない」方でも、CCUSの登録は将来への準備になる、というわけです。

申請代行で「楽になる」点——CCUS登録行政書士制度

「区分の判断や、簡略型・詳細型の選び方が分からない」

「本業が忙しくて、Web申請の入力まで手が回らない」

そんなときは、行政書士による申請代行という選択肢があります。

CCUSには、行政書士が登録申請を支援するCCUS登録行政書士制度があります(出典:日本行政書士会連合会『建設業法と建設業許可』)。

代行で楽になるのは、たとえば次のような点です。

  • 一人親方としての登録区分の判断
  • 技能者登録の簡略型/詳細型の選び方
  • インターネット申請の入力・手続きの代行

登録料そのものは下げられませんが、迷う時間と手間を減らせるのが代行の価値です。

そのぶん、あなたは現場に集中できます。

秦野・神奈川県央の一人親方の方へ(まずは無料相談から)

「うちの場合、CCUSの費用は結局どうなる?」

「許可や経審まで見すえて、今から何をしておけばいい?」

こうした疑問は、状況によって答えが変わります。ネットの一般論だけでは判断しきれません。

やさしい行政書士事務所では、秦野市・神奈川県央エリアの一人親方の方の無料相談を承っています。

いきなり依頼を決める必要はありません。まずは「話を聞いてみる」だけで大丈夫です。

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📢 CCUS・建設業許可のご相談は「やさしい行政書士事務所」へ

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この記事について(監修・出典)

  • 監修・執筆:やさしい行政書士事務所/代表行政書士 宮本 雄介
  • 所在地:〒257-0003 神奈川県秦野市南矢名2123-1 オレンジハイツ今井2E/電話 0463-57-8330
  • 対応エリア:秦野市を中心とした神奈川県央エリア
  • 取扱業務:建設業許可、経営事項審査(経審)、CCUS登録支援 ほか

主な出典

  • 建設キャリアアップシステム公式サイト(一般財団法人建設業振興基金)「利用料金・申請」 https://www.ccus.jp/p/use (2026年7月16日確認)
  • 日本行政書士会連合会『建設業法と建設業許可』(CCUS・CCUS登録行政書士制度・軽微な建設工事)
  • 神奈川県『建設業許可申請の手引き 令和8年度版』(許可の要否・軽微な工事の基準)
  • 神奈川県『経営事項審査の手引き 令和8年7月1日版』(W点・CCUS活用状況・令和8年7月改正)
⚠️ (要確認)としている項目:技能者登録料の具体的な金額(簡略型/詳細型・申請経路で変動)、CCUS登録義務の範囲、経審W点の最新配点。これらは制度改定・申請条件で変わるため、CCUS公式サイトおよび最新の手引き(一次情報)で必ずご確認ください。①事業者登録料(一人親方は無料)・③管理者ID利用料(一人親方 年2,400円)・④現場利用料(就業履歴1件10円・原則 元請負担)は2026年7月16日時点のCCUS公式に基づく記載です。

本記事は一般的な情報提供であり、個別の申請の可否・費用を保証するものではありません。最新かつ正確な要件は、CCUS公式・管轄の行政庁等にご確認ください。

最終更新:2026年7月16日

ABOUT ME
やさしい行政書士事務所のマスコット猫
宮本 雄介
やさしい行政書士事務所 代表。行政書士(登録番号 第12082434号/神奈川県行政書士会所属)。2011年に行政書士試験に合格し、2012年に開業。以来1,000件以上の相談に対応してきました。建設業許可・経営事項審査(経審)、補助金、会社設立、在留資格、相続を取り扱い、なかでも神奈川県の建設業者の許認可を得意としています。弁護士事務所・社労士事務所での実務経験と、複数企業の社外取締役の経験を持ち、手続きの代行だけでなく経営の視点からも助言します。神奈川県秦野市を拠点に、県内の事業者をサポートしています。